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公開日:2019年3月7日

鉄道博物館でのアーティスト・オン・サイトについて

NEWS:スプラッシュサイト

アーティストの創造力と新たな価値・刺激を求めている現場(サイト)をつなぎ、まちの日常的な営みの中に文化芸術の持つ創造性を吹き込み、市内の文化芸術活動の裾野を広げることを目的とする、アーティスト・オン・サイト事業。「さいたまトリエンナーレ2016」をきっかけに始まり、毎年開催してきた本事業は今回、鉄道博物館を会場とし、さいたま国際芸術祭2020の連携プロジェクト第1弾として実施します。

タイトル

アーティスト・オン・サイト 菊地良太(アーティスト)×鉄道博物館(さいたま市大宮区)

実施概要

フリークライマーという異色の経歴を持つアーティスト・菊地良太。その独特な視点と自らの身体を使って、これまで街の風景にある様々な境界線や見過ごされがちなものを写真作品として発表してきました。今回、鉄道博物館との連携により、鉄道博物館の「新たな風景」を写真展示します。また、会期中アーティストによるワークショップも実施いたします。

参加アーティスト

菊池良太の写真

菊地 良太(きくち・りょうた)
1981年生まれ。東京藝術大学美術学部先端藝術表現科卒業、東京藝術大学大学院美術研究科先端藝術表現専攻修了。フリークライマーとしての独特の視点を美術表現へと変換させ、都市や風景に内在する様々な領域や境界線を可視化させる作品を発表。主な展覧会に「そとのあそび展 ~ピクニックからスケートボードまで~」(市原湖畔美術館 千葉・2018)、「ROPPONGI AT NIGHT」(六本木アートナイト hiromiyoshii roppongi 東京・2018)、「粟島芸術家村 Artist In Residence 2017」(粟島、香川県三豊市・2017)、「尊景」(kana kawanishi gallery 東京・2016)など。

開催概要

尊景(そんけい) ~てっぱくのカタチ「どこここ」~

鉄道博物館の学芸員をはじめ、職員、スタッフだからこそ知る「普段は気づきにくい、私だけが知っている景色、面白いところ」、「こだわりや見どころの場所」の中にアーティストが入り込みます。

会 期/平成31年3月13日(水)~4月8日(月) 10時~18時(入館17時30分まで)
会 場/鉄道博物館 本館 3階通路
鑑賞料/無料 ※鉄道博物館の入館料が必要です。
休館日/会期中無休

「てっぱくのカタチを探ろう」

展示期間中、アーティスト・菊地良太とともに “てっぱくの記念写真”を撮影するワークショップ。

日  時/
平成31年3月16日(土) ① 11時~12時  ② 14時~15時
平成31年3月27日(水) ③ 11時~12時  ④ 14時~15時
場  所/鉄道博物館 3階 科学ステーション ワークショップスペース
参加対象/小学生以上
定  員/各回 16 名
参 加 費/無料 
※鉄道博物館の入館料が必要です [参考] 一般1300円、小中高生600円、幼児300円

当イベントは終了しております。

さいたま国際芸術祭2020 連携プロジェクトとは

市内に所在する多彩な文化施設で行われる文化芸術事業や開催エリア周辺の商店街、実行委員会構成員、協賛企業等がまちなかを活性化させるために企画・実施する事業との連携を行うことで、さいたま文化の発信とともにまちの活性化を図る事業です。

連携プロジェクトロゴ