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公開日:2019年07月24日

土地の理解を深めるプロジェクト『さいたまスタディーズⅡ』が始動します!

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『さいたまスタディーズ』は、地形、地質、植生、気象、歴史、文化など多方面から、さいたま市を横断的、即地的に見渡すプログラムを芸術祭の開催に先行させて実施し、芸術祭を実行していく上で重要な出発点となる「土地の理解」を深め、その成果を市民活動へも展開していく取り組みです。

さいたまトリエンナーレ2016で実施した『さいたまスタディーズ』では先史時代から現在まで、さいたまの成り立ちからさいたまの姿を探求し、その成果を連続セミナーや展示によって公開しました。

芸術祭の開催に先行し「土地の理解」を深めることを目的とする今回の『さいたまスタディーズⅡ』では、多様な魅力が内在するさいたまの価値を生活者の視点で掘り起こし、日々の暮らしの中で活かすプロジェクトを提案し市民活動への展開を目指すワークショップ「CIRCULATION SAITAMA(サーキュレーションさいたま)」を実施していきます。下記のとおり、キックオフトークイベントを実施いたしますので、是非、御参加ください。


■ 日時・会場(キックオフトークイベント)

日 時|令和元年8月3日(土)午後2時~午後4時(開場:午後1時30分)
会 場|大宮区役所401・402会議室(定員60名・参加無料・予約不要先着順)
登壇者|
影山裕樹(プロジェクトディレクター/編集者/千十一編集室)
新津瞬(アーバンデザインセンター大宮 デザインリサーチャー)
大高健志(さいたま国際芸術祭2020 キュレーター/MOTION GALLERY代表)
遠山昇司(さいたま国際芸術祭2020 ディレクター/映画監督)
概 要|
「CIRCULATION SAITAMA(サーキュレーション さいたま)」は、さいたまの歴史や長年培われてきた慣習、風習などの目に見えない「地域らしさ」=文化的遺伝子を掘り起こし、それを未来へと引き継ぐプロジェクトや事業をプランニングする公募型のワークショップです。参加者は、「モビリティ」「公共空間活用」「ソーシャル・インクルージョン」の3つのテーマから1つを選択し、“ローカルプロジェクトづくり”に取り組みます。この度、参加者募集、説明会を兼ねた「キックオフトークイベント」を開催します。


 ワークショップ概要

ワークショップ参加者は、以下のテーマごとにチームに分かれ、さいたま市内の様々なフィールドを舞台に”地域らしさ”に裏付けられた斬新で持続可能な事業やプロジェクトを構想、発表します。

・モビリティ
東京中心部と縦につながるJR京浜東北線やJR埼京線などの鉄道網だけでなく、さいたま市内を新交通システムやバス、自転車を駆使して回遊する、これまでになかったモビリティの活用法を考えます。 また、さいたま市内に暮らす市民に向けて、そうした新しい地域内循環のルートを可視化する新しいメディアやツアーを提案することができるのも、「モビリティ」チームの特徴です。

・公共空間の活用
浦和駅、大宮駅などターミナル駅周辺で再開発が進む一方、少し離れるとのどかな田園風景が広がるさいたま市。都市の街路をユニークな方法で活用し賑わいを生み出したり、郊外の空き物件をリノベーションして新たな地域住人の拠点にしたり。「公共空間の活用」チームは構造物・非構造物=路上に関係なく公共的な空間のあり方をアップデートするような事業プランを考えていきます。

・ソーシャル・インクルージョン
福祉をキーワードに、さいたまの地域性を活かしたユニークな事業や、高齢者と子供たちの交流を促すワークショップなど「ソフト」の提案、作業所とコラボレーションし新しい”さいたま土産”の開発などのアイデアが「ソーシャル・インクルージョン」チームから生まれるのを期待しています。「公共空間の活用」「モビリティ」チームと連携した事業やプロジェクトの提案も可能です。


 プロジェクトディレクターからのメッセージ

「CIRCULATION SAITAMA(サーキュレーション さいたま)」が目指すこと

JR京浜東北線やJR埼京線などの鉄道網により都心へのアクセスがよく、居住者の多いさいたま市ですが、「さいたま←→東京」という縦のラインが強調されがちなため、ともすればさいたまが有する魅力やポテンシャルは見過ごされ、さいたま市内の横の移動が意識されることがあまりありません。しかし、レジャー施設や公園、飲食店がたくさんあるさいたま市内をバスや自転車を駆使して移動し楽しみ尽くす視点があってもいいと思います。

どんな地域にも、テレビや新聞ではなかなか取り上げられない、ささやかな「地域らしさ」があると思います。しかしそれはマスメディア的、あるいは東京的な均一な視点によって覆い隠されてしまいます。そして地域に暮らす人こそが、そうした視点を内面化してしまいがちです。だからこそ、さいたまの多様な魅力を、さいたまに暮らす人の視点で発信する事業やメディア、プロジェクトを生み出すことが大切です。

芸術祭を開催する出発点となる「土地の理解」を深めることを目的とする『さいたまスタディーズⅡ』で、多様な魅力が内在するさいたまの価値を生活者の視点で掘り起こし、日々の暮らしの中で活かすプロジェクトを提案し市民活動への展開を目指す。それが、「CIRCULATION SAITAMA(サーキュレーション さいたま)」の目標です。

プロジェクトディレクター 影山裕樹


■ プロジェクトディレクター紹介

kageyama
【影山 裕樹(かげやま ひろき)】
1982年、東京生まれ。編集者、文筆家、メディアコンサルタント。合同会社千十一編集室代表。アート、カルチャー書の出版プロデュース、ウェブや紙媒体の編集、執筆活動の他、近年は「CIRCULATION KYOTO」(2017)、「KOBE MEME」(2018-19)など全国各地の地域プロジェクトやクリエイター向けワークショップの企画立案、ディレクションなど幅広く活動を行なっている。著書に『ローカルメディアのつくりかた』、編著に『あたらしい「路上」のつくり方』などがある。2017年にウェブマガジン「EDIT LOCAL」を立ち上げ、ディレクターを務める。路上観察ユニット・新しい骨董、NPO法人芸術公社メンバー。一般社団法人地域デザイン学会参与。青山学院女子短期大学非常勤講師。


 詳細

9月以降、継続的にワークショップを実施いたします。詳細につきましては、以下のリンク先のチラシを御覧ください。

CIRCULATION SAITAMAチラシ

参加にあたりましては、以下のURLの応募フォームより申込みが可能です。

応募フォーム(締切:2019年8月23日)
https://www.city.saitama.jp/enquete/e000583.html

 


 関連ウェブサイト

https://circulation-saitama.com/

 

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