カニエ・ナハ《浄心寺》、2018、のれん、インスタレーション ※大原大次郎との共作
本のない図書室が、文字のない頁が、参道の樹影が、あ、いま鳥がとどまっている窓が、本を思い出そうとして、あとすこしで、思い出せそうなのだけど、
詩人。2010年「ユリイカの新人」としてデビュー。2015年、第4回エルスール財団新人賞。2016年、詩集『用意された食卓』(私家版、のちに青土社)で第21回中原中也賞。新聞雑誌等に詩やエッセイ、書評等を発表するかたわら、装幀家としても詩集等を多数手がけている。2017年には、NHK BSプレミアムのドラマ『朗読屋』に出演、東京都現代美術館の企画展「MOTサテライト」に参加。2018年には米アイオワ大学、フィンランドの詩祭に招聘され、朗読パフォーマンス等を行う。