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さいたま市ではかつてから多くの美術家が自主的な活動を行っており、その伝統は今も引き継がれています。そこで「美術と街巡り事業」では、市民と地元の美術家とが継続的に関わり続け共に成長していけるようなアートプロジェクトを目指します。そのことで、市民が主体となって生活の質を高めていくことのできる、さいたま市ならではの国際芸術祭にしたいと考えています。
市民プロジェクト・キュレーター 松永康
参加アーティスト
飯島浩二
武蔵野美術大学卒業後、文化庁国内芸術インターンシップ研修員。その後、同大学共通彫塑研究室にて助手、非常勤講師として勤務。2006年より活動拠点をロサンジェルスに移し、自作彫刻を用いたパフォーマンスや展覧会をアメリカ各地で展開。文化庁在外芸術研修員を終えて、帰国後はさいたま市を中心に地域に根付いた美術活動を行っている。Gwangju Biennale(韓国、2004)、2°-Festival Arte de la Tierra(メキシコ、2008)、さいたまトリエンナーレ(2016)他に出品。
榎忠
1970年代より、銀座の歩行者天国をふんどし姿で闊歩したり、体毛の半身分を剃り落として(半刈りで)ハンガリーに行くなどのハプニングで注目を集めた。1980年頃から、銃や大砲などを模した作品や、無数の金属片によるインスタレーションを発表。学園都市(兵庫、1990)、JR神戸駅高架下no.50(兵庫、1994)、キリンプラザ大阪(2006)、兵庫県立美術館(2011)他で個展。ギュウとチュウ(豊田市美術館、愛知、2007)、神戸ビエンナーレ(海上アート、兵庫、2009)、LINK(兵庫県立美術館、2009)、C.A.J アーティスト イン レジデンス「篠原有司男・榎忠」展(埼玉県立近代美術館、2012)、つらなるかたち(清津倉庫美術館、新潟、2016)、Busan Biennale(Busan Museum of Modern Art、韓国、2016)、ラブラブショー2(青森県立美術館、2017)、トラベラー(国立国際美術館、2018)、BIWAKOビエンナーレ(近江八幡旧市街、2018)他に出品。神戸市文化賞受賞。
佐藤時啓
東京芸術大学大学院美術研究科修了。長時間露光により風景や物事の間に光を彫り込んでいくような写真作品の制作や,カメラの構造による公共的な場や空間,装置を各地に展開している。近年はデジタルファインプリンティングの研究を行うLeslie Tonkonow Artworks + Projects(アメリカ、1998,2000,03,05,10)、Haines Gallery(アメリカ、2005,07,10)、酒田市美術館(山形、1999)、The Art Institute of Chicago(アメリカ、2005)、Frist Center for the Visual Arts(アメリカ、2010)、東京都写真美術館(2014)、鶴岡アートフォーラム(山形、2015)、PIET HEIN EEK(オランダ、2016, 19)他で個展。。Havana Biennial(1997、キューバ)、Asian Art Biennale Bangladesh(1999)他に出品。東川賞国内作家賞、藝術選奨文部科学大臣賞受賞。
チャ・スンオン
M.F.A. College of Industrial Art, Hongik University, Industrial Craft,M.F.A. Painting & Drawing, The School of the Art Institute of Chicago修了。Gallery Royal(2017)、Onground Gallery(韓国、2018)、Incheon Art Platform(韓国、2019)他で個展。PROJECT 2019(Art Central Hongkong)、Flatland(Geumho Museum of Art、韓国、2018)、with weft, with warp(Seoul Museum of Art、韓国、2018)、Flexible Space(Sehwa Museum of Art、韓国、2018)、Heaven, Earth & Man(Seoul Museum of Art、韓国、2018)、Rethinking Craft(Seoul Museum of Art、韓国、2017)、Craft Climax(Gyeonggi Museum of Modern Art、韓国、2017)他に出品。第1回JCC Frontier Art Award次席(2017)
林武史
Corn Exchange Gallery(英国、2011)、岐阜県美術館(2011)、東京画廊+BTP(2014、2018)他で個展。STONE project,(Yorkshire Sculpture Park, The Pier Arts Centre, Cass Sculpture Foundation、英国、2010)、物質と彫刻-近代のアポリアと形見なるもの-(東京藝術大学大学美術館陳列、2013)、現代京都藝苑2015−素材と知覚ー(虚白院京都、2015)、ウェザーリポート(栃木県立美術館、2018)、時間/彫刻(東京藝術大学大学美術館陳列館、2019)他に出品。円空賞受賞(2012)。さいたま市在住。
以上のほか、200組を超えるアーティストが参加します。詳細は以下のリンクをご覧ください。