PROJECT

ことばのむし干し(星) 釜ヶ崎芸術大学

2020年10月17日 - 2020年11月15日

アネックスサイト:展示

釜ヶ崎芸術大学《ことばのむし干し(星)》、さいたま国際芸術祭2020/Photo:浅見俊哉

大阪市西成区・通称釡ヶ崎の街を大学にみたてた釡ヶ崎芸術大学。「学びあいたい人がいれば、そこが大学」として、地域のさまざまな会場で、年間約 100講座をひらく。
地域の野宿者、生活保護受給者、地域外からの人々、難民、こども、国内外からの旅人など、字が書けなかったり、耳が遠かったり、目が見えなかったり、多様な人々が参加する。遅刻早退、一回だけの参加も自由。参加は無料で、懐のあたたかい人には寄付をお願いしている。空気を読まない参加者も多く講師に微妙な質問を投げかけるのが特徴。2018年は「釡ヶ崎妖怪かるた」を制作。2019年、釡ヶ崎の元日雇い労働者たちと、ココルームの庭にスコップで井戸を掘った。ヨコハマトリエンナーレ2014をはじめ、国内外の展覧会、鳥の演劇祭などの出張公演や講座を行う。釡芸を運営するのはNPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)。2003年から喫茶店のふりをしながら、この地域に関わってい る。

日時

2020年10月17日(土)-2020年11月15日(日)月曜休館

12:00-18:00(最終入場17:00)

会場

旧大宮図書館2階

さいたま市大宮区高鼻町2-1-1

※「大宮駅」下車、東口より徒歩で約10分

制作・協力

さいたま国際芸術祭サポーターのみなさま、高木ちえこ、寺田晃輝、相馬春菜、奥田時生、新谷慶子、堤直人、神田直樹