PROJECT

地球とより良い恋人になる方法:エコセックス診療所 ベス・スティーブンス&アニー・スプリンクル

2020年10月17日 - 2020年11月15日

メインサイト:展示

ベス・スティーブンス&アニー・スプリンクル《地球とより良い恋人になる方法:エコセックス診療所》、さいたま国際芸術祭2020/Photo:NPO法人インビジブル

想像してみてください。
あなたが恋をし、愛を注ぐ対象が「地球」だとしたら。
アーティストユニットのベス・スティーブンスとアニー・スプリンクルは、2人が継承する造語「エコセックス(Ecosex)」という観点から、人間が自然の一部であることを、作品を通じて多岐にわたり探求しています。人として、そして自分らしく自然環境と向き合い、愛を育むことから見えて来るエコロジカルな世界を求め、次世代に豊かな地球環境をつなげていくことを一心に考えながら活動をしています。この考え方に共感したさまざまな職種・背景の方々が「カウンセラー」という役割に扮し、本芸術祭期間中、来場者と対話・相談(カウンセリング)をする機会や、参加者とともに断定的な定義や答えのない「エコセックス」について考えるプログラムを設ける予定で進めてきましたが、コロナ禍によりアーティストの来日が叶わないことなどを理由に、プログラム開催を断念することにしました。
旧大宮区役所で使われていた備品を再利用し、2人の想いが詰まったこの空間で、彼らの問いかけについて考え、感じてみてください。
人や花、あらゆる自然を育む地球を讃える診療所へ、ようこそ!

日時

2020年10月17日(土)-2020年11月15日(日)月曜休館

12:00-18:00(最終入場17:00)

会場

旧大宮区役所1階

さいたま市大宮区大門町3-1

※「大宮駅」下車、東口より徒歩で約5分

制作・協力

ゲイリー・グリーンバーグ、ジョナサン・キーツ、ホシマリ、ヴィヴィアン佐藤、安部邦昭、仲子竣祐、中野栄寿、都野雄二、土屋隆弘、世古口まりか、瀬戸直美、鈴木理生