篠田太郎《枯山水》、2015、サイトスペシフィック・インスタレーション、シャルジャ・ビエンナーレ、Courtesy of Sharjah Art Foundation
造園を学んだ後に作家活動を開始する。一貫して人間と自然の関わりを深く問う作品は、匠な手作業による彫刻、映像や様々な素材によるインスタレーションやサイトスペシフィックなプロジェクトなど多岐に渡る。宇宙を含む森羅万象を「人類の営みが共在するような進化する自然として理解する」ことをテーマに、未来を思考するプロセスとしての作品を展開する。
主な展覧会にイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館(ボストン、2009)、REDCAT(ロサンゼルス、2005)、広島市現代美術館(2002)など国内外で個展を開催するほか、シドニー・ビエンナーレ(2016)、シャルジャ・ビエンナーレ(2015)、イスタンブール・ビエンナーレ(2007)、釜山ビエンナーレ(2006)など国際展にも多数参加。