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アラン・カプロー

Allan KAPROW

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アラン・カプロー《Fluids》、1967/2005、Art 36 Basel, Switzerland/Photo: Stefan Altenberger

※新型コロナウイルス感染拡大の影響により展示は中止となりました。

《Fluids 1967/2020》
1967年に発表されたカプローのオリジナル参加型パフォーマンス《Fluids》。「流体」という意味をもつこのタイトル作品は、人々の協働作業により氷の塊を積み上げ、その瞬間・場所にしか見ることのできない風景、巨大な氷の彫刻をつくる、日本初の試みとなります。

アラン・カプロー

アラン・カプロー(1927-2006)は、ハプニングの父として知られるアメリカ人アーティスト。文化評論家であり、生涯にわたって、知性・ユートピア・政治・即興的な制作スタイルを数多くの後進者に指導した教育者でもあった。ハンス・ホフマンのもとで学んだ画家として初期のキャリアを経て、1950年代後半から1960年代にかけては、インタラクティブな環境芸術や参加型イベントへと移行し、改めて生活空間における日常的な活動や体験を主軸にした。カプローは、芸術と生活の境界線はできるだけ流動的に保たれるべきだと説いている。 彼の作品は、アメリカおよび世界中で広く展示され上演され続けている。
http://www.allankaprow.com