世界ゴールド祭2018 さいたまゴールド・シアター×菅原直樹『よみちにひはくれない』浦和バージョン/Photo:Maiko Miyagawa 提供:(公財)埼玉県芸術文化振興財団
※新型コロナウイルス感染拡大の影響により公演は中止となりました。
『よみちにひはくれない』
再開発が進む大宮の街を俳優と共に徘徊しましょう。虚実入り混じる「老い」「ぼけ」「死」の物語を紡ぎ出します。
『あほぞら』
一軒家で93 歳の俳優とゆったりとした特別な時間を過ごしてください。何気ない日常に老いの花を咲かせます。
劇作家、演出家、俳優、介護福祉士。「老いと演劇」OiBokkeShi主宰。桜美林大学文学部総合文化学科卒業。青年団に俳優として所属。小劇場を中心に前田司郎、松井周、多田淳之介、柴幸男、神里雄大の作品などに出演する。2010年より特別養護老人ホームの介護職員として働く。2012年、東日本大震災を機に岡山県に移住。認知症ケアに演劇的手法を活用した「老いと演劇のワークショップ」を全国各地で展開。超高齢社会の課題を「演劇」というユニークな切り口でアプローチするその活動は、近年演劇や福祉のジャンルを越え多方面から注目を集める。
これまでの作品に『よみちにひはくれない』(2015)、『老人ハイスクール』(2015)、『BPSD:ぼくのパパはサムライだから』(2016)、『カメラマンの変態』(2017/18)など。平成30年度(第69回)芸術選奨文部科学大臣賞新人賞(芸術振興部門)受賞。