ARTIST

北條知子

HOJO Tomoko

アネックスサイト:公募キュレータープロジェクト「I can speakー想像の窓辺から、岬に立つことへ」展

"Wish Piece ll" Hundred Years Gallery, 2018 © Raquel Diniz

これまで取り組んできたテーマ「沈黙させられてきた声の可聴化」をもとに、旧大宮図書館の気配の残り香をしずかに立ちのぼらせる。

北條知子

実験的な音、音楽、パフォーマンスの間の流動性において活動するアーティスト。近年は、歴史的に沈黙させられてきた(女性の)声を可聴化するというテーマのもと、オノ・ヨーコにかんするプロジェクトをロンドン、東京で展開している。また、Hojo+Kraftとしてスイス出身の音楽家・アーティストのラヘル・クラフトとともに、個々人の私的で隠された音と場所との関係を探るプロジェクトを中心におこなう。主な助成歴に、2019年アジアン・カルチュラル・カウンシル ニューヨーク・フェローシップ、2017年ポーラ美術振興財団若手芸術家の在外研修助成など。2017-2018年ロンドン芸術大学ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーションCRiSAP客員研究員。