公開日:2020年7月17日
数十年の生涯に一度だけ花を咲かせる多肉植物「アガベ」が開花しました!
NEWS:お知らせさいたま国際芸術祭2020の招へい作家・川井昭夫の作品、アガベ(リュウゼツラン)が開花しましたので、お知らせいたします。
1970年代から植物を主題とした絵画の制作を始めた川井昭夫は、植物的な(無作為の)表現を追求する作家です。
さいたま国際芸術祭2020では、麻布のドローイングと川井自身がコレクションするアガベ6株によるインスタレーション作品を旧大宮区役所の屋上庭園にて発表する予定で、すでに当初の開幕に向けて展示され、公開を待っている状態です。
今回展示しているアガベの1株が、今年3月頃から花芽が伸び始め、ようやく花を咲かせました。
アガベは砂漠で自生し、数十年という限られた生命の最後に一度だけ花を咲かせ、種子を残して枯れていく植物です。今回花を咲かせた1株は、6株のアガベによる作品「Plant Circle-VI草上の終焉-」の一部となります。
YouTubeの「アガベチャンネル」にて、リアルタイムで配信していますので、貴重な開花の様子をお楽しみください。※開花時期は限られております。7月後半には咲き終わる可能性もありますので、是非お早めにご覧ください。
【(画像左)撮影:丸尾隆一】
※「Agave Channel」は2020年8月11日(火)に配信を終了します。